島精機製作所のデザインシステムで作る「靴下の模型」とは?
2022/7/7
島精機製作所さんが開発したAPEXシリーズは、靴下がニットの網目になったときの再現性や色を、バーチャル上でシュミレーションすることができるシステムです。
原寸大の編地データーをプリントアウトして、「筒」を作れば、原寸大の「靴下の模型」を作ることが可能です。
本日はデザインシステムで製作した編地データーで原寸大の「靴下の模型」を製作する方法について紹介してまいります。
「靴下の模型」を製作する手順
「靴下の模型」制作をご要望のかたには、編地データーをプリントアウトして郵送します。
到着しましたら、バーチャルサンプルの編地データー部分を切り取って、丸めて両端を繋いで頂くと、つま先とかかとがない靴下の筒になります。
編地データーのカラーについて
編地データーのカラーはモニター上で見える色(SRGB)が基準となっておりますが、環境によっては色味が違って見える場合があります。
プリントアウトしましたデーターも同様です。デザインシステムを開発した島精機製作所さんが推奨したプリンター、用紙を使用しておりますが、それでも色味が異なることがあります。(色味はあっていても濃淡のイメージが異なるケース)
糸見本帳から色を選ぶことも可能です。バーチャルサンプルと糸の見本帳を併用することで、初めて製作するサンプルから精度をあげることが可能です。
まとめ
ここまで、島精機製作所のデザインシステムで作る「靴下の模型」について紹介してまいりましたが、参考になりましたでしょうか。
デザインシステムで製作するバーチャルサンプルについて、こちらで更に詳しく紹介しております。宜しければ合わせてご参照くださいませ。
サービスメニュー
- 「靴下ブランドを立ち上げたい」ブランド、クリエイター、に向けて、「伴走型の靴下製造サービス」をご提供しております。
- オンライン、Email、対面での相談を承っております。
ブリングハピネスブリングハピネスhttps://www.bringhappiness.jp/656
- オリジナル靴下を製作したい方々に向けて、「製造工場を探したい」「どんな種類の靴下が製作できるか知りたい」など状況に合わせた記事を複数紹介しているページもありますので、よろしければご参照ください。
- 台湾製無地靴下の在庫を使うことで、靴下は100足/色~、100足の中で刺繍デザインは2種類までの対応ができるようになりました。
合同会社ブリングハピネス代表。
中国内モンゴルで中国語とモンゴル語を学んだのち、東京のぬいぐるみ雑貨メーカーで9年間生産管理の仕事をする。2014年に起業し、台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、ブランドに向けた「伴走型でじっくり取り組む靴下製造サービス」を立ち上げる。台湾工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、工場と二人三脚で数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルで靴下サンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。
この記事を書いた人
岩村 耕平