オリジナル靴下をOEMで製作するときのスケジュールの目安とは?
2024/4/22
こんな方におすすめ
- ・OEMでオリジナル靴下を製作するときにかかる時間の目安を知りたい。
- ・靴下の開発を予定しており、発売までのスケジュールを検討したい。
本日は、そんな方々に向けて、靴下のお問い合わせを頂いてから納品するまでのスケジュールについて紹介します。
お客様がデザインを製作されることを前提としてスケジュールを検討した場合、最短で2.5ヶ月〜3ヶ月程度で納品が可能です。
お見積
お問い合わせを頂きましたら、お客様のご要望をヒアリングさせて頂きます。
弊社で対応が可能な場合、お見積をお出しします。
同時に品質確認用の参考サンプルをお送りします。
お見積につきましては、弊社で製作実績がある靴下でしたら、2-3営業日でお見積が可能です。
デザイン
サンプル製作の進行が決定しましたら、お客様のご要望の仕様に合わせた、靴下の形をしたテンプレートをご提供します。
時間をかけて製作されたデザインが、技術上の問題で、大幅に手直しになることがないように、綿密なコミュニケーションを取りながら、進行する形になります。
デザインが完成しましたら、サンプルの製作に進みます。
デザインの所要時間
- お客様自身がテンプレートにデジタルデザインをはめ込む
- 完成しているデジタルデザインを弊社がテンプレートにはめ込む
弊社でデジタルデザインをテンプレートにはめ込む場合は、デザインにもよりますが1週間~2週間程度、お時間を頂いております。
- 手書きのラフスケッチをデジタルデーターに書き起こす
手書きのラフスケッチをデジタルデーターに書き起こす場合、1週間~2週間程度程度、お時間を頂いております。
バーチャルサンプル製作
デザインが完成しましたら、靴下工場でデザインをドット絵で再現した「ビットマップ(BMP)」と呼ばれるデーターを製作します。
弊社島精機製作所が開発したバーチャルデザインシステムを保有しております。
デザインをドット絵にしたときの効果とお色をバーチャルで確認することができます。
バーチャルサンプルは、お客様が納得いかれるまで、何回でも修正が可能です。
BMPからバーチャルサンプル製作まで、1週間~2週間程度、お時間を頂いております。
本サンプル製作
バーチャルサンプルに基づいて、工場で本サンプルを製作します。
本サンプル完成まで、2~3週間、お時間を頂いております。
デザイン入稿から本サンプル完成までのスケジュール感とは?
デザインを入稿頂いてから、バーチャルサンプル製作を経て本サンプルが完成するまでのスケジュール感は、順調に行って3週間〜4週間程度になります。
修正を行う場合は、かかった時間だけ後ろ倒しになります。
本生産
サンプルの確認がとれ、正式にご発注を頂きましたら、いよいよ生産に入ります。
数量や種類にもよりますが、工場の平均的な生産期間は、45日~60日になります。
出荷
納期がお急ぎの場合は、国際宅配便で出荷します。
貨物は一旦弊社に入り、抜き取り検品を行ってからお客様に納品します。
物量が多い場合や、コストを抑えたいときは、船便での出荷も可能です。
国際宅配便で出荷する場合は、7日程度、船便の場合は14日程度で納品ができます。
上記は、船や飛行機の遅れがなく、輸出入通関もスムーズに行った場合のスケジュール感です。
お急ぎの方におすすめのオリジナル靴下製造サービスとは?
ここまで、「オリジナル靴下をOEMで製作するときのスケジュール感」についてご紹介して参りましたが参考になりましたでしょうか。
スケジュールは、靴下の数量や種類、時期によっても変化しますので、ざっくりとした目安になります。
デザインが完成していない場合や、修正回数が増える場合は、さらに時間がかかることもあります。
特にお急ぎの方々に向けて、仕様にこだわった無地靴下の在庫を使った「オリジナル刺繍靴下の製造サービス」をご提供しております。
ご興味がありましたらぜひご検討くださいませ。
サービスメニュー
- 「靴下ブランドを立ち上げたい」ブランド、クリエイター、に向けて、「伴走型の靴下製造サービス」をご提供しております。
- ご相談を承っております。
- オリジナル靴下を製作したい方々に向けて、「製造工場を探したい」「どんな種類の靴下が製作できるか知りたい」など状況に合わせた記事を複数紹介しているページもありますので、よろしければご参照ください。
- 仕様にこだわった無地靴下の在庫を使うことで、50足/デザイン~の小ロット生産に対応ができるようになりました。
合同会社ブリングハピネス代表。
中国内モンゴルで中国語とモンゴル語を学んだのち、東京のぬいぐるみ雑貨メーカーで9年間生産管理の仕事をする。2014年に起業し、台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、ブランドに向けた「伴走型でじっくり取り組む靴下製造サービス」を立ち上げる。台湾工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、工場と二人三脚で数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルで靴下サンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。
この記事を書いた人
岩村 耕平