私たちブリングハピネスの経営理念とは?
2024/11/19
私たちは、2014年9月26日に個人事業として事業をスタートしました。
靴下1足1足をきちんとつくることを積み重ねることで、私たちに携わった全ての方々に幸せをお届けしたいという想いを込めて
「ブリングハピネス Bringhappiness」(幸せをお届けする)という社名をつけました。
2019年末の法人化を経て今年でちょうど10年目の節目を迎えます。
改めて自社の経営理念について考えてみることにしました。
「ブランド」と二人三脚で「履く人に潤いを提供する靴下」を製造する
靴下の販売を展開するブランドが弊社のお客様になります。
OEM事業者である私たちのゴールは、
「ご要望のデザイン仕様に従って製造した靴下を無事お客様にお届けすること」です。
ブランドを営むお客様にとってのゴールは、
「私たちが製造した靴下が売れること」です。
靴下が売れるためには、デザインも含めて、
「靴下を実際に売り場で購入されて、履かれる方に満足頂く」必要があります。
お客様と二人三脚で試行錯誤しながら、「履く人に潤いを提供する靴下」
を製造し続けることが、私たちの目標です。
工場と共に成長する考えかたとは
海外の工場であっても自らがその国の言語と文化を理解し、通訳を介さずにコミュニケーションを取ることで工場と密度の濃い関係性を作ります。
「食うか食われるか」という競争の世界ではなく、信頼関係を持って工場と「共存共栄」を図ることが私たちの理想です。
私たちと工場と関係性における「あるべき姿」を下記表にまとめております。
目指さない姿 | 目指す姿 | |
---|---|---|
工場との関係性 | 「元請け」と「下請け」 | ビジネスパートナー |
仕事の進め方 | 「丸投げ」 | 分業 |
工場を選ぶ基準 | 「価格」 | 品質 |
原産国を選ぶ基準 | 「価格」 | 透明性 |
コミュニケーション | 「電話」での「口頭」「通訳」
を介してのやりとり |
「文字ベース」原産国の
「母国語」でのやりとり |
品質管理の方法 | 「現地へ赴いての検品」 | 工場全体品質の底上げ |
工場の選択幅 | 「数社」 | 信頼がおける1社のみに固定 |
工場と二人三脚で行う品質管理
弊社も私やスタッフが現地に赴いて検品をすることもあります。
リスクヘッジとして貨物が日本に到着してからの全量検針を行っています。
私たちが工場とお付き合いをさせて頂くとき、まずは日本のマーケットで求められている品質を伝えます。
その上でトライアルオーダーとして少量の生産を重ねることで、丁寧に認識のずれを埋めていく方式を採用しています。
工場と二人三脚で日々品質を改善し続けて参ります。
適正価格を保つ私たちの価格戦略
私たちは、組織が小さいため、固定費を抑えることで、その分を「品質」に集中投資することができます。
「お客様と工場と互いに協力し合って売場で消費者に手をとってもらえるような靴下を製造し続ける」
ことが私たちの使命だと考えております。
靴下の販売状況が良ければ、長くお取引頂けます。お付き合いが長くなるほど、お互いに理解し合えるので手間も軽減されます。
お客様の靴下事業が順調に推移しない限りは、長いお付き合いはできません。
品質を落とすということは、自分で自分の首をしめているようなものです。本当に大切な1%のために99%を削ぎ落とすというのが弊社の考え方になります。
私たちに携わった全ての方々に幸せをお届けしたい
私たちの目標はシンプルに、私たちに携わった全ての方々に幸せをお届けすることです。
靴下のデザインに惹かれて購入されたお客様が、靴下を履かれて喜んで頂ければリピートに繋がります。
リピートが増えるとブランドが潤うので、新たな靴下を開発することができます。
開発が増えれば製造工場のオーダーが増えます。
工場のオーダーが増えると、資材や加工工場などのオーダーが増えます。結果地域が潤って行きます。
一人でも多くのかたのお役に立てるように、靴下のデザインとコンセプトをつくる「ブランド」と靴下を製造する「工場」と一体となり「デザイン」と「履き心地」を兼ね備えた靴下を作り続けて参ります。
靴下製造に関する疑問点や質問などございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
サービスメニュー
- 「靴下ブランドを立ち上げたい」ブランド、クリエイター、に向けて、「伴走型の靴下製造サービス」をご提供しております。
- ご相談を承っております。
合同会社ブリングハピネス代表。
中国内モンゴルで中国語とモンゴル語を学んだのち、東京のぬいぐるみ雑貨メーカーで9年間生産管理の仕事をする。2014年に起業し、台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、ブランドに向けた「伴走型でじっくり取り組む靴下製造サービス」を立ち上げる。台湾工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、工場と二人三脚で数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルで靴下サンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。
この記事を書いた人
岩村 耕平