OEMは委託企業は販売力、製造企業は生産力を活かし、互いの長所を活かしています。

現在多くの企業が取り入れている合理的な製造方法です

「OEＭ」とは委託された企業ブランドとして販売する商品を製造することです。
販売力は弱いが生産力がある企業と、販売力はあるが生産力不足の企業がお互いをカバーし、
商品開発、流通に繋げるために様々な企業で行われています。

• 委託企業

  知名度やブランド力、
  販売業許可を持っている。

• 製造会社

  製造に必要な資格、権利
  設備を所持している。

• 商品のデザインや形、
  色や柄などを製造側に
  細かく伝えます。
  双方の食い違いを
  取り除くことが大事です。
• 委託先と打ち合わせた
  情報を基に製造を
  開始します。

OEMを取り入れることで、どんなメリットがあるのか

委託企業側

商品・製品の市場導入期には会社と商品の知名度向上になり、
成長期には在庫不足がしっかりカバーされ売り逃しがなくなります。
市場成熟期にはある程度の在庫の調整のみで
新たな商品企画や開発に重点を置くことが出来ます。
また、生産にかかる設備投資が必要最低限になるので
資金的負担が少なくなります。

• 市場導入期

  製品や
  ブランドの
  知名度向上に
  役立ちます。

• 市場成長期

  生産能力不足が
  確実にカバーされ
  在庫切れが無くなります。

• 市場成熟期

  製品構成を
  維持しつつ、
  新商品の開発に
  集中できます。

製造会社側

市場導入期には自社工場の技術の向上が期待でき、
成長期には商品の売れ行きが良くなるので
必然的に稼働率が上がります。
市場成熟期には一定の量産を維持することができます。

• 市場導入期

  生産余力の
  活用ができ、
  自社技術の水準
  が向上します。

• 市場成長期

  受注が増えるので
  稼働率も上がり
  経営が潤います。

• 市場成熟期

  在庫の発注は途切れない
  のである程度
  の量産は
  維持できます。